========================================食品工場長の仕事とは===
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■■ なくならない偽装表示を見抜く安心生活術
■■■ 2008年5月26日発行
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おはようございます。河岸です。
今日発行のウィークリーまぐまぐ[総合版特別増刊号] 2008/05/26 号に
私の取材記事が掲載されましたので、皆さんも是非、読んで見てください。
嬉しいですね。
━ Weekly Mag2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5,892,460 部発行 ━
ウィークリーまぐまぐ[総合版特別増刊号] 2008/05/26 号
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●気になる!その2《食の安全と偽装表示》
>> §パッケージの表示は「信じない」が前提?
なくならない偽装表示を見抜く安心生活術
食の安全を巡る問題が相次いで取りざたされる中、また、偽装表示が明らかに
なりました。
公正取引委員会は、大手百貨店の「そごう」と「西武百貨店」に対し、中国産
の瓶詰めキャビアを「ロシア産」と偽って販売していたとして、景品表示法違
反(優良誤認と商品の原産国に関する不当表示)で排除命令を出しました。
両社は、産地を偽装するだけでなく、カタログなどに「フレッシュ」と記載し
ながら、実際には「生」ではなく、低温殺菌処理が施された風味の劣るものを
販売していたといいます。
★中国産キャビアを「ロシア産」で販売、そごうと西武に排除命令(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080513-OYT1T00524.htm
こうした偽装表示を見抜くことはできるのでしょうか。メルマガ『食品工場の
工場長の仕事』を発行している大手流通チェーン品質管理担当者の河岸宏和さ
んは、そのポイントを以下のように解説します。
「販売している人やお店が信用できるか、第一印象で判断して間違いないと思
います」。河岸さんによれば、例えば、働いている人の服装が清潔で、元気が
いいことなども、見逃せないポイントだそうです。加工担当者が爪を伸ばして
マニキュアをしているなどは言語道断ですね。
スーパーの場合、従業員やスタッフなど関係者が、自分のお店で買い物をして
いるかもチェックポイントです。
また、「特選」「手作り」「朝採れ」など消費者を煽るような表示やパッケー
ジにも注意が必要。「販売している人に『どういう意味ですか?』と質問をし
て、明確な説明が返ってこない場合は要注意です(河岸さん)」。
また、最近では偽装表示だけでなく、異物混入の問題もあります。もし異物に
気付いたら、メーカーに手渡す際には必ず受け取り証をもらい、検査が終わり
次第返却してもらうことが重要です(河岸さん)」。さらに、異物が入った状
態をデジカメで記録しておくことや、クレームの受け答えを録音しておくこと
も大切です。
「体調不良を起こした際は、食べた時間や症状などを時系列ごとに細かく記録
しておきましょう。そして食べたものの残り、包材、吐いたものなども保管し
ておくこと。中国毒餃子事件でも、食べ残しを保管しておいたことが調査に役
立っています(河岸さん)」。
自分自身、そして家族など身近な人の健康を守るためにも、こうした「自己防
衛」のための対策を心がけ、実践することが大切かもしれません。
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◎食品工場での仕事を通じ、安全で安心の情報をご提供
http://www.mag2.com/m/0000100977.html
「家庭の食卓で、子供に向かって自信を持って語れる仕事を」。そんな思いで
業務に取り組み、数多くの著作も持つ食品工場長のメルマガです。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。