==================================食品工場の工場長の仕事とは==

■■   「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」

■■■                            2009年1月1日発行 

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おはようございます。河岸です。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 私のメルマガ、HPを初めて7年目になります。昨年は講演などで、読者の

皆さんにお会いすることができました。今年もいろいろなところでみなさんに

お会いできることを楽しみにしています。

講演の希望、メルマガなどにご意見は下記のフォームからお願いします。

 http://form.mag2.com/rouvoviami

 

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今週のお勧めの本です。

数字でみるニッポンの医療 (講談社現代新書)  読売新聞医療情報部 (著)

日本の医療の問題点が明確になっています。

 病院に入院するってことは、お金がすべてということです。

 「貧乏人は死ぬしか無い」って言葉がありますが、入院したときにもし、健康

保険に入っていなければ実費で幾ら払わなくてはならないのかがいやになる

くらい理解できます。

 しかし、健康保険に入っていても、差額ベット代が払えないと十分な医療が

受けることが出来ない実態が伝わってきます。

 ひどい病院になると、本来患者に請求できない経費まで請求されることにな

ります。

・シーツ代

・冷暖房代

・手術で使用する糸

・車いす用の座布団の消毒代

等、本来は病院負担の経費まで請求される例があるそうです。

病院にかかる前に是非、読んでみてください。

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ゴーン道場 (朝日新書) (新書)               カルロス・ゴーン (著)

ゴーンさんの語録です

 「私は、経験を共有することは非常に有意義だと考えています」ゴーンさんが

いままでに経験してきたことを元に、ゴーンさんに様々な質問をすることで、ゴ

ーンさんの考え方を引き出した本です。

 ゴーンさん自身も「自分の決断を下す前に他者の経験を踏まえることは非常

に有益だったという実感があった」としています。

 ゴーンさんが、家庭のこと、こどものこと、部下、新人、リーダーを育てること

についてどのように、何を考えているかを知ることは非常に有益だと思います。

 通勤の電車の中で是非、読んでみてください。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4022732431

 

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「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」

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1月1日は新たなことを考えるのに一番いい日です。

 人生は、たまに疲れる物です。私がこの本に出会ってからかれこれ10年が

たちます。10年前から、私もクレドをたてています。クレドとは、ラテン語で「志」

「信条」「約束」を意味する言葉です。企業理念と考えている場合もあります。

 このメルマガ、ホームページも仕事の進め方の基本として「一番難しい道を

進む」から始まるクレドを立てています。この考え方は、ロバート・フルガムさん

の著書「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」から学びました。

 原作では「ずるをしない」から始まりますが、このずるをしないという考え方が

あれば、温泉の偽装表示、マンション、ホテルの耐震偽装問題、食品の偽装

表示問題などはすべて解決すると思います。原作の一小節をそのままアップ

します。是非、幼稚園にもどって、読んで見て下さい。正月の一日に考えて見

ると非常に奥深い内容になっています。

アマゾンで注文することができます。

http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4309461484

 

 

「私の仕事の進め方の基本です」

http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/kihon.htm

 

 

●仕事を進めるときに,いつも考えていることです。 

      ・一番難しい道を進む

      ・いいわけをしない

      ・家族に説明できる仕事をする 

●仕事をするに当たり 気をつけていることです。

        ・数字で話す

        ・具体的な目標を持つ

        ・30年先を見る

        ・種は目の前にある

        ・わくわくする事を考える

        ・ひとつひとつにこだわる

        ・みがきつづける

        ・10年後の夢を持つ 

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「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」

                                ロバート・フルガム 著

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若い頃からの習慣で、わたしは毎年春ごとに、わたしの生活信条を文書にする

ことにしているすなわち、わたしのクレド、生活信条である。はじめのうちはこれが、

何ページにもわたる長いものだった。生活の根幹にかかわる問題をすべて網羅

しなければ、気が済まず何もかもきちんと辻褄を合わせなくては、ならないと思い

詰めていたからだ。できあがった文書はまるで最高裁の弁論趣意書といった趣で

人生の悩み苦しみはことごとく言葉によって解決できるとでも考えているふうな、

ふりかぶった調子だった年を重ねるにつれて、わたしのクレドはしだいに短くなった。

ある時は斜に構え、またある時はくだけて滑稽に、かとおもうと、口当たりよく穏やかに

と文書はいろいろに変わったが、わたしは習慣を守って書き続けた。ここ数年来、

わたしはこのクレドを優しい言葉で1ページ以内に纏める決まりにしている。

 飾らない単純な言葉にも深い含みがあるとつくづく思う。短いことは、いいこと

だと気がついたきっかけは、ガソリンスタンドだった。ある時わたしは、おんぼろ

車にスパーデラックスハイオクタンガソリンを入れるというへまをやってのけたの

だ。わたしのぽんこつは、この強力なガソリンをもてあまして消化不良におちい

った。交差点ではエンストするし、下り坂ではやたらにうるさい音を発する始末で

ある。

 わたしは、はたと膝をたたいた。わたしの頭と心でもよくこれと同じ事が、起こ

っているのではないか、あまりにもいろいろなことを頭に詰め込みすぎると、か

えって血のめぐりが悪くなる。車が交差点で、エンストするように選択を迫られ

る人生の、節目節目で足がすくんで動けなくなってしまうのだ。すぎたるはおよ

ばざるがごとし、で何でも知っているというのは何も知らないのと同じ事である。

思索の人生もなかなか楽ではない。と、そこでわたしは充実した人生をおくるた

めに必要なことは、すでにあらかた知っているのだということに思い至った。

 しかも、それは、そんなにむずかしいことではない。私にはわかっている。もう

ずっと前からわかっていた。なら、わたしは、そのわかっているところに、従って

生きてきたかとなるとこれはまた、話は別だけれども・・・・・・

目から鱗が落ちて私はこう考えた。

 人間どう生きるかどのようにふるまいどんな気持ちで日々送ればいいか本当

に知っていなくてはならないことをわたしは全部残らず幼稚園で教わった。人

生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、日曜学校の砂場に

埋まっていたのである.

わたしはそこで何を学んだろうか

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何でももんなで分け合うこと

ずるをしないこと

人をぶたないこと

使ったものはかならずもとのところに戻すこと

ちらかしたら自分で後かたづけをすること

人のものに手をださなこと

誰かを傷つけたらごめんなさいと言うこと

食事の前には手を洗うこと

トイレに行ったらちゃんと水を流すこと

焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい

釣り合いの取れた生活をすること毎日少し勉強し少し考え少し絵を描き 

  歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと

おもてにでるときには車に気をつけ手をつないではなればなれに

  ならないようにすること

不思議だなと思う気持ちを大切にすること 

  発泡スチロールのカップに小さな種の事をわすれないように、

  種から芽が出て、根が伸びて草木が育つ、どうしてこんな事が起きるのか

  本当のところは誰もしらない、でも人間だって同じだ金魚も、ハムスターも 

  ハツカネズミも発泡スチロールのカップにまいた小さな種さえも、いつかは死ぬ 

  人間も死から逃れることはできない

ディックとジェーンを主人公にした子供の本で最初に覚えた言葉を思い出そう 

なによりも大切な意味を持つ言葉「見てごらん」

 

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 人間として知っていなくてはならないことはすべて、この中に何らかの形で触れてあ

る。ここには、人にしてほしいと思うことは、自分もまた、人にたいしてそのようにしな

さいというマタイ伝の教え、いわゆる「黄金律」の精神や、愛する心や、衛生の基本が

述べられている。エコロジー、政治、それに、平等な社会や、健全な生活についての

考察もある。このなかから、どれなりと項目を一つとりだして、知識の進んだ大人向け

の、言葉に、置き換えてみるといい。そして家庭生活や、それぞれの仕事、国の行政、

さらには、世間一般に当てはめてみれば、きっとそのまま通用する。明快で、揺るぎ

ない。わたしたちみんなが、そう、世界中の人々が三時のおやつにクッキーを食べて、

ミルクを飲み、ふかふかの毛布にくるまって昼寝ができたら、世の中どんなに暮らしや

すいことだろう。あるいはまた、各国の政府が使ったものは、必ずもとのところにもど

し、ちらかしたら自分で、後かたづけをすることを、基本政策に掲げて、これを、きちん

と実行したら、世界はどんなに良くなるだろう。それに、人間はいくつになっても、やは

りおもてにでたら、手をつなぎ合って、はなればなれにならないようにするのが一番だ。

  

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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表紙イメージ 河岸宏和への質問



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