==================================食品安全教育研究所発行=
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■■ ウインナー、ハム、ベーコンを選ぶ時に
■■■ 2014年10月18日発行
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ウインナー、ハム、ベーコンを選ぶ時に
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添加物が気になる方は
畜肉加工品に使用している亜硝酸塩は発がん性のある
ニトロソアミンに変化することで、亜硝酸塩無添加のハ
ム等を選ばれる方がいます。私は、亜硝酸塩無添加のハ
ムを選ぶくらいなら、畜肉加工品を食べるべきでは無い
と思っています。畜肉に亜硝酸塩を使用する事で、畜肉
製品独特の美味しそうな色になり、風味が生まれるので
す。
食品は安全な上で美味しい事が大切です。五感の中で
始めに美味しく感じるのは視覚になります。美味しい色
と美味しそうで無い色、食べてはいけない色を子供に教
えるべきだと思っています。畜肉が発色した色は、本当
に美味しそうな色だと私は思っています。
異種蛋白を使用していない
子供の舌は敏感なものです。大人が慣れてしまってい
る味に微妙に気がつく物です。ハム、ソーセージは豚肉、
牛肉などの畜肉以外を使用していないものを選ぶべきで
す。価格だけで選ぶと、植物性蛋白、大豆蛋白、乳蛋白、
卵蛋白などが増量のために使用されたものを選んでしま
います。安いハムは肉の重量と同じだけの植物性蛋白、
水などを肉の中に打ち込んで作っているのです。
ウインナーは五感の触感のパリパリした羊腸を使用し
た物がお勧めです。
増量のために、肉に多くの注射針を刺して肉を膨らま
せます。本来のハムは、原料の肉の重さより、出来上が
ったハムの重さは軽くなる物です。原料の減った分が美
味しくなると私は思っています。
一括表示に「植物性蛋白、大豆蛋白、乳蛋白、卵蛋白」
と記載のある商品は、価格を下げるために増量している
商品です。コチニール、カルミン酸等の着色料を使用し
ている商品は使用している肉類がすくないためです。
結論 発色剤等の添加物が気になる方は、畜肉加工品を
食べるべきではありません。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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