=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 原料規格書の管理状況について
■■■ 2016年11月6日発行
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おはようございます。河岸です。
食品工場の健康状態を診断してみませんか。
クレームが売り上げ1億円につき一件以上発生している、
製品単位1ppm以上発生している工場は、体温が37℃以上あるような
ものです。大きな病気になる前に診断してみませんか。
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原料規格書の管理状況について
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常に最新のものが確認できるか
●直ぐに確認できるか
監査時に、一括表示の原材料、添加物表示が
正しいかどうかを確認する場合には、使用して
いる原材料の規格書が必要になります。カロリ
ー表示の確認時に、カロリーを最終商品の検査
によって行っていない場合は、使用している原
材料のカロリーから計算をおこなっているかど
うかの確認が必要です。
●最新情報に更新されているか
食品表示法の施工により、添加物の表示方法
等が変更になっています。またアレルゲン表示
も数年おきに変更になってきました。原料規格
書を定期的に最新情報に変更されているかの確
認が必要です。
規格書の発行日を確認し、一年以上更新され
ていない場合は、原料規格書の更新方法の確認
が必要になります。
ある香料メーカーで、日本では使用が禁止さ
れている添加物を使用していたことがありまし
た。原料規格書は管理システムで管理し、特定
のキーワードで使用している原料メーカーが検
索できるようになっていると、問題発生時の調
査が容易になります。
使用している原料、添加物の産地も、特定の
産地が問題を起こした時に検索できるかどうか
の確認が必要になります。
●規格書と現物を照らし合せている
原料メーカーが使用している原材料を変更し、
規格書を変更していなかったとします。
私の経験でも、原料供給の事情から原料メー
カーの配合変更の頻度は高いものです。
本来は、変更都度確実に連絡を行うものです
が、連絡ミス等により、規格書と実際の原料の
配合、添加物、アレルギー等が異なってしまう
ことが発生します。
製品の一括表示を作成する場合は、原料規格
書で作成するので、原料規格書と原料が異なっ
てしまえば、製品の一括表示は間違えた状態に
なってしまいます。
点検のポイント
1必要な規格書が直ぐに確認できる
2規格書は常に更新されている
3規格書どおりの物が入荷されているか確認している
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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