==================================食品工場の工場長の仕事とは==
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■■ エレベーター事故:転落、女性が死亡
■■■ 2009年2月27日発行
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おはようございます。河岸です。
食品期限の設定に関して技術情報協会から通信講座を始めます。
http://www.gijutu.co.jp/doc/t_90506.htm
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/syokuhinn99.htm
メルマガの読者の方は割引が有りますので、是非申し込んで見てください。
食品期限が設定出来るまでフォローを確実に行いますので、是非ご検討を
お願いします。
申し込みはこちらから。
http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/mousikomi96.htm
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岡山県近郊にお住まいの方に素敵なお知らせです。
無料の食品表示セミナーを行います。
テーマ
食品の偽装事件が相次いで発生し、食生活の安全が脅かされている中、
食品表示とどう付き合えばよいのか、そして、安全な食生活を送るためには
食品表示から何を読み取ればよいのか。
日時 平成21年3月11日(水) 13:30〜15:45
場所 ピュアリティまきび 3F 橘
岡山市下石井2−6−41 TEL:086-232-0511
プログラム
13:30 開会
13:35〜 講演『目からうろこの食品表示』
講師:河岸 宏和 氏
(ホームページ「食品工場の工場長の仕事とは」主催)
15:15〜 JAS法ミニ講座
講師:中国四国農政局消費・安全部表示・規格課
定員
100名(定員になり次第締め切ります)
申し込みは下記のHPからお願いします。
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=17780
みなさんとお会いできるのを楽しみにしています。
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今週のお勧めの本です。
頻発事例から見る食品苦情と事故防止対策 (単行本) 諸角 聖 (編集)
細菌による事故の実例が学べます
細菌の専門家が書いた本です。細菌、ウイルスによる食品苦情事故を
実例を挙げて解説しています。
冷蔵シャケの変色→赤い酵母で赤く変色
袋漬け煮豆がふくらんだ→ 殺菌不足
生米が変色→カビで色が変わってしまった
などの菌による食品の返品の実例をあげて、何故食品が変質、変色したか
を解説しています。
二次殺菌が不足した場合は、本来必要な加熱時間まで解説していますの
で、食品を取り扱う方には必須の解説書になります。
クレーム品を取り扱っている方にはお勧めの一冊です。
http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/detail/4805830778
★五個です。
すし屋の常識・非常識 (朝日新書) (新書) 重金 敦之 (著)
すしの歴史が学べます。
ジャーナリストの方が書いたすしの本です。
君と飲む三百円のあなごずしそのおいしさを恋とこそ知れ 俵万智
日本のソウルフードと呼べるすしに関するちょっとおいしい話が満載です。
何故日本人はすしが好きなのか、軍艦巻きはいつから始まったのか、すし
はどんな順番で食べればいいのか、かんぴょう巻きにわさびはいるのか等々
のすしを食べるときに知っていると更にすしがおいしくなる話が満載です。
私は、すしの歴史が一番参考になりました。
すしのうんちく本の一冊にお勧めです。
http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22/detail/4022732628
★五個です。
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エレベーター事故:転落、女性が死亡
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従業員の安全を一番に考え無くてはなりません
食品工場長が工場を運営するときに考え無ければならない事は大きく4点
あります。
1 食品危害を防ぐ事
2 従業員の安全を考える事
3 環境問題
4 動物愛護
この4点を常に考えていなければなりません。
製品の製造を優先して従業員の安全を無視してはいけないのです。
今回のエレベーター事故も、事故に遭ってしまった方の命が戻ることは無い
のです。
エレベーターに不具合があった場合は、単純に業者を呼んで修理を依頼す
るだけでは無く、「どうしてドアが開いてしまったのか」「本当の原因は何か」
「ドアが開いた場合の安全装置はなにか」を充分に考えていれば防げた事故
だと思います。
危険を予知してどうすれば事故が防げるのか、再度あなたの工場の安全を
考える機会になれば幸いです。
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毎日新聞より引用
エレベーター事故:転落、女性が死亡 荷物用のかご来ず−−兵庫・姫路
25日午後1時20分ごろ、兵庫県姫路市林田町の食品会社「オガワ食品協
業組合」第3工場(3階建て)で、パート従業員の竹内久代さん(57)=同県た
つの市神岡町横内=が、1階と2階の途中で停止した荷物専用エレベーター
のかごと壁のすき間に挟まっているのを別の従業員が見つけた。竹内さんは
病院に運ばれたが出血性ショックで間もなく死亡。県警姫路署は、扉を開けた
際にかごがなく、2階から転落して挟まれた可能性が高いとみて、業務上過失
致死容疑も視野に関係者から事情を聴いている。
同社などによると、エレベーターは93年に設置。1階床面から2階までの高
さは8メートルあり、かご(幅約2メートル、奥行き約1・6メートル、高さ約1・8
メートル)は2階から約4メートル下で止まっていた。扉は手動で、外側が鉄製、
内側がじゃばらの二重式。本来はかごが来ないと開かない構造だったという。
工場ではアイスクリーム用のコーンなどを製造し、竹内さんは検品を担当。
事故直前は、エレベーターに商品を運び込もうとしていたらしい。かごと壁の間
には20〜50センチのすき間があり、発見時、床面から約2メートルの高さで頭
を下にしていたという。エレベーターの2階の扉は開いたまま。かごの屋根部分
に商品が散乱していた。
オガワによると近年かごが途中で止まったことが何度かあり、その度に点検
していた。保守点検をする姫路市の会社によると、昨年9月には停止位置が少
しずれるトラブルがあり、調整したという。また従業員が積み込みの際に乗り
込むケースがあり、安全のため長時間かごに入らないよう指導していたという。
エレベーター事故では今月16日、東京都新宿区信濃町のビルで男性が手動
式扉を開けて乗り込もうとしたところかごがなく、4メートル下に転落、死亡して
いる。【馬渕晶子、岩嶋悟】
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。