==================================食品安全教育研究所発行=

■■  備蓄食料について
■■■                  2014年3月1日発行 
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おはようございます。河岸です。
 今日から3月です。3月は地震、災害について再チェックする月に
したいものです。
 家庭、工場の備蓄食糧は充分備えてありますか。
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●通信教育の案内です
「食品期限設定試験における科学的根拠構築/実証手法」
 食品期限、消費期限、賞味期限の設定方法、管理方法につ
いて詳しく解説します。
 みなさん お待ちしています。
 http://www.gijutu.co.jp/doc/t_40401.htm

・食品工場で便利な備品
 http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22?_encoding=UTF8&node=16
 青いラップなど便利な備品です。

・食品工場の参考になる本  
   http://astore.amazon.co.jp/koujyou-22/249-0151581-1769102
・中食・外食で参考になる本 
   http://astore.amazon.co.jp/innsyokutenn-22
  
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 備蓄食料について
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備蓄食料が必要

 食品工場の原材料の管理は、在庫が少なければ少ないほ
どいいと言われています。
 特に月末、年度末などは、在庫量を極力減らして、見か
け上の収支をよくすることに全力を注いでいる工場もある
と思います。
 もし、年度末3月31日に大きな地震、災害が起きたと
したら、みなさんの工場の原材料はどのくらい残っていま
すか。
 市場は、みなさんの工場の製品を待っている方がいるは
ずです。
 在庫を減らし、見かけ上の収支をよくしても、たった一
つの材料が無いために生産が出来なければ、商品を待って
いるお客様を裏切ることになります。
 「工場の原料在庫が何日分必ず無いといけない」この考
え方に変え
る必要があると思いませんか。
 「在庫を減らして、工場の負担を少なくする」この考え
方では物流、仕入れ先の工場に問題が出たときに対応が出
来なくなってしまいます。

小さく考えると

 自分の家、家庭で考えて見ます。
 3月11日に地震が起きたとき、直ぐに近くのコンビニ、ス
ーパーに駆けつけた方も多いと思います。
 被害が大きかった地域では、コンビニの商品があっという
間に無くなってしまいました。
 関東のコンビニでも、飲み物、駄菓子まで売り場から消え
てしまいました。
 もし、今日大きな災害が起きたときに、あなたの家の食料
の備蓄は何日分ありますか。
 大切なのは、コンビニ、スーパーに駆け込まなくても、家
庭に食料等の備蓄があることが大切なのです。
 もちろん、電池、灯油、ガソリン、トイレットペーパーな
ど、3月11日に売り場から消えてしまったものの在庫が必要
になります。
 何日分の在庫が必要なのか。最低3日分と言われています
が、私は最低でも一週間、できれば一ヶ月は必要だと思って
います。
 

必ず消費すること

 「非常時用の食料の在庫は、自治体、工場、企業などで持
っているから家庭では必要が無い」と言われる方もいます。
 しかし、自分の体は自分で守るのが大切な事だと思ってい
ます。
 もうすぐ311になります。
 充分な食料等の備蓄があるか確認してみませんか。

 そして大切な事は、昨年からの備蓄食料は廃棄せず、在庫
を入れ替えて食べきる事が大切なのです。
 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

 

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