==================================食品工場の工場長の仕事とは==

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■■　　　　工場内の安全確認　

■■■　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１１年３月１６日発行　

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おはようございます。河岸です。東日本大震災にあわれた方にお見舞い申し

上げます。

　被害に遭わなかった工場の方は、震災が起きたとしてどうするか考えるい

い機会だと思います。

　是非、皆さん危機管理を再度考えてみてください。

ツイッターをしています。食について是非合智しませんか。

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　工場内の安全確認　

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従業員のリストが直ぐ出来ますか

　あなたの事業所で作業中に大地震が起きて工場が倒壊してしまったと

きに、工場の中に居た方のリストが直ぐ作れますか。

　危機管理の基本は、従業員の安全を考えることなのです。従業員の安

全を考えて、次に企業、工場の存続を考えます。

倒壊した工場の中に何人、誰がいるか直ぐリストを造る事が出来なけれ

ば、救出活動を的確に行うこともできません。

　最近はタイムカードがタッチパネルになっている工場も増えてきました。

タイムカードの事務の集計処理が無くなって、事務作業は楽になったので

すが、地震で建物が倒壊してしまったときは、タッチパネルの中の従業員

情報は読み取ることはできません。

　理想は、出勤時の受付を作る事です。建物とは別棟であれば、火事、地

震時でも影響が無くなります。

受付で入場時確認をします

　受付には、出勤時に持参した、個人個人のカードを提出させるか、自分

の名札をひっくり返すようにします。

　名札をひっくり返す方式は、一目で出勤した方の名前などが確認できま

すが、人数が多くなると、名札のメンテナンスが難しくなります。

一人一人のカードを写真入りで作成し、持参しないと入場できないようにし

ます。外部の資材、原料の納入業者の方もカードを作成し、カードが無い方

のは、会社名などを記入してもらってから、入場することにします。

受付では、安全管理上の持ち物検査などもここで行うことが出来ます。帰

宅時に持ち物検査を実施すれば、工場内のものを持ち出すことも出来なくな

ります。

非常時には、個人カードを集めるだけで、工場の中に居る方のリストが出来

上がります。

従業員の方の非常時の連絡先を常に受付で厳重に保管します。パソコンの

中に保存していたのでは、有事に確認が出来なくなります。