================================食品安全教育研究所発行=

■■  CCDなどによるチェック方法
■■■                  2016年5月1日発行 
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おはようございます。河岸です。
 新入社員も一ヶ月が過ぎました。新人のみなさんは元気に
作業していますか。仕事が慣れてきた頃に再度研修、教育を
行うと、効果が上がるものです。
 是非「図解 食品工場の基本とリスク管理」で教育を行っ
てみませんか。
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 CCDなどによるチェック方法
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標準設備として考える

 金属検出機が設置されていない食品工
場で働いていると考えて見てください。
水物であればフイルター、マグネットな
ども設置されていないと考えて見てくだ
さい。家内工業的な、製造工程が全て目
の届くところで製造していれば、金属検
出機等は必要ないかもしれませんが、あ
る程度以上の生産設備のある工場であれ
ば、金属検出機の設備は必須の設備であ
ることに異存のある方はいないと思いま
す。
 CCD等の日付の自動チェック機が設置
してある工場はまだまだ少ないものです。
 しかし、賞味期限等の日付ミスが発生
した場合の製品回収費用などを考えると、
金属検出機の様に工場の標準設備として
考えるべき時期だと思います。
 印字だけでなく、フイルムの一部のデ
ザインを認識させ、フイルムのミスも発
見できる装置もあります。

何を検出させるか
 チェック機で何をチェックさせるのか
を設置前に検討する必要があります。
 印字抜けだけなのか、かすれ、かけ等
なのか、日付の印字の内容を読み取って
比較し、違えば排除する機能を求めるか
を検討します。
 設置費用も、印字抜けだけを排除する
のであれば安価ですが、日付の内容を読
み取って比較するものは高価になります。
 印字チェックで問題が出たときに排除
する装置を金属検出機、ウエイトチェッ
カーと兼用する事は避けるべきです。金
属検出機と兼用したばあい、日付のかす
れで排除したものと勘違いし、目視で良
品と流してしまうと、実は金属異物が混
入していたと言う事になってしまいます。
 始業点検、終業点検時には、金属検出
機のテストピースのような印字ミスが本
当に排除装置で排除されるかのテストピ
ースを作成し、排除されるまでの確認が
必要です。
 
点検のポイント
1 日付の自動チェック機が設置されているか
2 印字抜けのチェックがされているか
3 日付が間違えているときに認識し、排除する機能があるか

 
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

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