=================================食品安全教育研究所発行=
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■■ 安心と安全について
■■■ 2017年3月11日発行
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おはようございます。河岸です。
安全は科学的なもの、安心は感情的な物と言われています。
たった一度の事故でも、大切な人には、食べさせたくなく
なるものです。「お宅の商品は安心です」と言われるためには
どうしたらいいか考えて見ませんか。
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食品原料仕入れ先の選定基準と監査の進め方
平成29年3月27日(月)10:30〜16:30
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日幸五反田ビル 8F 技術情報協会 セミナールーム
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「食品製造工場における各種異物の混入防止/原因究明/発生時の対処法」
2017年03月30日(木)12:30〜16:30 於 東京
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安心と安全について
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●「御社の商品は安全だから」
「おたくの商品は安心して食べられますね」
食品は、誰もが、自分の健康のため、料理
した相手のための健康の事を考えて調理して
いるのです。
毎日食べる食品は、健康被害を起こすこと
のない安全な商品で無ければならないのです。
安全と言うのは、食品を食べたときに、体
に危害を与える食品では無いと言うことです。
食中毒にならない、異物が入っていない、
農薬などの化学薬品が混入されていない、含
まれるアレルゲンが表示通りであると言った
あたり前の事が出来ている商品が安全な商品
になります。
給食で食べたプリンでノロウイルス中毒な
どの食中毒になってしまったら、安全な食品
とは言えないのです。
表示していないアレルゲンが入って居れば、
症状の出る方にとっては安全な商品では無い
のです。
食品工場は、お客様の身体に影響が出てし
まう安全では無い商品を出荷しない管理が必
要なのです。安全な商品は使用している原料
から、製造、物流、販売まですべての管理が
必要です。スーパーの店頭で特定の商品に針
の混入が続き、発売が中止になった事例もあ
ります。
工場だけの安全管理ではなく、食品の安全
を確保するためには、生産から、加工・流通、
保存、調理・消費までのフードチェーン全体
の管理、「農場から食卓」の管理が必要なの
です。
●たった一回の事故で安心でなくなる
たった一回の異物混入、食品事故で、何十年
も培って来た信用がなくなってしまうのです。
食品は、安全でおいしく、機能が無ければ
なりません。毎日毎日同じ物を作り続け、た
った一回の異物混入、食品事故で、お客様は
会社に対しても安心な会社では無くなるので
す。
食品を食べて食中毒になった方を治療する
方は、6年間の勉強をして、国家試験に合格
した方が行って居ます。
食品を製造する方も、最低限の衛生に関す
る知識を学んだ方が行って欲しい物です。
一度のミスも許されないのが食品製造の管
理だと思っています。
安全な商品を毎日送り届ける、結果として
会社、ブランドに対して安心感が生まれるの
です。
安心安全な食品を製造し続けるためには、
一人の品質管理責任者の目よりも、経営者か
らすべての従業員が目を光らせた方が事故を
防げます。
自分たちが製造している商品を食べている
お客様の顔を常に思い浮かべて行動すること
がお客様が安心できる製品を作りあげること
になるのです。
私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。
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生産管理 河岸宏和
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